外壁塗装で起こるトラブル事例を紹介!対策をして未然に防ごう

せっかく外壁塗装をするのならトラブルは避けたいですよね。工事中にトラブルが起きてしまうと、どう対処していいのか分からず不安になってしまいます。

事前にどんなトラブルが起きるかを知っておくことで、未然に防げるケースも多いです。

この記事では外壁塗装で実際に起こるトラブル事例を紹介したうえで、トラブルを未然に防ぐ対処法を解説します。塗装工事特有のトラブルをピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。

外壁塗装でよく起こるトラブル事例と予防策

外壁塗装でよく起こるトラブル事例と予防策

様々なリフォーム工事の中でも塗装工事は少し特殊です。大きな重機を使うわけでもないですし、基本的に騒音は出ません。それなのにトラブルが起きるのは不思議に思う方も多いでしょう。

ここからは塗装工事で実際に起こるトラブルを紹介します。それぞれ予防策も記載するので合わせて確認しておきましょう。

近所からの苦情やクレーム

塗装工事で近所からの苦情が出やすいのは「高圧洗浄」による水しぶきが飛んでしまうこと。高圧洗浄は外壁の汚れを落とす作業なので、汚れた水が隣の家の洗濯物や外壁にかかってしまうケースがあります。

いくら足場に飛散防止ネットをかけていても、水の勢いが強いため、どうしても水しぶきが周りに飛んでしまうのです。工事前の挨拶を済ましていても、高圧洗浄の日にちまでは伝えていないケースが多くあります。

もし外壁塗装を行う場合は、工事前の挨拶に加えて「高圧洗浄を行う日」も伝えておくとよいでしょう。前もって伝えておくと忘れてしまう可能性もあるので、なるべく高圧洗浄を行う前日に伝えるのがベストです。

塗装業者にも工事日程を確認しておくことを忘れないでください。天候により工事日程が前後する場合もあるので、再度確認しておくとよいでしょう。

工事中に何か物が壊れてしまった

塗装工事中は家の外に置いてある物が壊れてしまうトラブルが起きる場合があります。具体的には植木鉢が破損したり、物干しが壊れたりするケースですね。

工事中は足場の上だけではなく家の敷地内を何回も往復します。作業中に邪魔になるような物をズラしながら対応するのですが、その際に壊してしまう場合もあります。

工事が始まる前に触られたくない物、大切な物を移動させておくのが効果的です。特に植木の枝などが外壁に当たっている場合は、枝を切るかロープなどでまとめておくといいかもしれませんね。

外壁がイメージしていた色と違った

仕上がった外壁を見てみると、選んだ色と違っていたというケースがあります。目の錯覚により、色見本で見ていた色より薄く見えてしまうのが原因です。

工事が終わってから塗り直しすることも可能ですが、業者の施工不良が原因ではないので、追加費用が発生してしまうケースが多いです。イメージ通りの色にするのは思っている以上に難しく、工事が始まる前に時間をかけて打ち合わせをしなくてはいけません。

対処法として次のことを試してください。

  • なるべく大きい色見本で確認する
  • 色を確認する場合は外で見てみる
  • イメージしている色を具体的に伝える

業者ときちんと相談しながら決めることで、イメージしている色に近づくでしょう。

工事の仕上がりが悪くて納得できない

外壁に色むらや色透けがあったり、窓に汚れが付いていたりするのは納得できませんよね。明らかな施工不良が認められる場合は、業者に塗り直しや手直しを要求する必要があります。

できれば足場を解体する前に発見できればいいのですが、足場があるとわかりにくいケースもあります。気付いた時点ですぐに業者に報告し、適切な処置を行ってもらいましょう。

工事中も外壁をマメに確認しながら、職人さんとコミュニケーションを取っておくと伝えやすくなります。言いにくいことかもしれませんが、仕上がりが悪いのは基本的に業者のミスですので、きちんと伝えてください。

施工後に数年で塗装が剥がれてきた

外壁塗装を行ってから数年で塗装の剥がれが起きた場合は、施工不良の可能性があります。下地処理がきちんと行われていなかったケースが多いです。本来なら張り替えや補修が必要な状態でも、相談をせずにそのまま塗ってしまう業者もいるということですね。

中には必要な工程を行わず、手抜きするような悪質な業者もいるので注意が必要です。手抜きしないように見張っていることで防ぐのも可能ですが、それよりも業者選びに時間をかけたほうが得策です。

具体的には外壁塗装の「工事保証」をしてくれる業者ですね。塗料の種類や施工方法によって違いますが、5〜10年くらいの保証期間があります。保証期間内なら万が一不具合が起きても、無償で直してくれる保険のようなものですね。

こういった工事保証を行っている業者は、基本的に丁寧な仕事をする業者が多いです。手直しは業者にとってメリットがありません。保証期間をあるということは、自分たちの仕事に自信がある証拠です。

施工不良に関しては、業者選びをきちんと行えば対処できますので安心してください。

外壁塗装トラブルが起きたときに相談できる機関

外壁塗装トラブルが起きたときに相談できる機関

外壁塗装のトラブルが起きたときに、まず弁護士を思い浮かべる方もいるもしれませんが、弁護士は最終手段です。まずは他の方法で解決することを考えてください。

もし工事中のトラブルであれば、業者に直接伝えれば解決できることも多いので、慌てて第三者に相談する必要はありません。

業者が聞く耳を持たないケースや、工事後に起きたトラブルに対応してくれなかった場合は次の機関に相談してみてください。

  • 国民生活センター
  • 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

リフォームに関することは、住宅リフォーム・紛争処理支援センターへの問い合わせが多いのですが、国民生活センターでも対応してくれます。

第三者に入ってもらうことでお互いに冷静な話ができますし、もしかしたら誤解している部分も見つかるかもしれません。トラブルが起きると慌ててしまいますし、業者も信頼できないでしょう。

しかし、まずは起きたことを冷静に整理して、早急に解決できるように進めるのがよいでしょう。

外壁塗装のトラブルを予防するために注意すべきこと

外壁塗装のトラブルを予防するために注意すべきこと

外壁塗装のトラブルは未然に防ぐことができます。ただ工事が始まってから対策をするのは大変ですし、不安も多いでしょう。その時間を業者選びに使うことをおすすめします。

できれば依頼する前に分かることがあれば少しは安心できるはずです。ここでは次の3つのポイントを紹介します。

  • 地域の身近な業者
  • 施工実績が豊富
  • 工事保証がある

それぞれ解説していきますね。

地域の身近な業者

外壁塗装を依頼するなら地域の塗装業者がおすすめです。困ったことがあっても早めに対応してもらえますし、地域の塗装業者なら評判も分かりやすいです。近所の人からも口コミを聞きやすいのではないでしょうか。

施工実績が豊富

やはり気になるのは施工実績です。最近ではホームページに施工実績を載せている塗装業者も多いので、昔に比べると調べやすくなっているはずです。

住んでいる地域の業者でも、名前を聞いたことのない業者もいるでしょう。そういった場合は施工実績を1つの目安として見ておくのがおすすめです。

工事保証がある

ここが重要になりますが、工事保証がある塗装業者は安心です。万が一トラブルがあっても無償で対応してもらえますし、保証できる技術があるという証拠にもなります。

もし初めての業者だったとしても、保証期間があるだけで安心できるでしょう。

ただ塗装業者に任せっきりにするのではなく、自分でも少し塗装の知識を付けておくと良いかもしれませんね。外壁塗装でトラブルが起きないよう未然に防いでいきましょう。

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