塗料の種類で価格が大きく変わる?外壁塗装で検討したい塗料の種類

塗料にはたくさんの種類があるため、外壁塗装の塗料選びは迷ってしまいます。どの塗料が自分の家に適しているのかよく分からないですよね。

外壁塗装は塗料によって費用が変わります。難しく感じてしまう方も多いのですが、塗料が変わるだけで費用が数十万円も変わってくるため、慎重に選ばなくてはいけません。

塗料の種類や費用の違いを理解すれば、外壁塗装で失敗する確率が減るでしょう。この記事では塗料の基本的な種類から、具体的な費用までわかりやすく解説していきます。塗料選びで悩んでいる方はぜひ最後までお読みください。

外壁塗装で使用する塗料の種類と特徴

外壁塗装で使用する塗料の種類と特徴

外壁塗装に使われている塗料は大きく分けて2種類あります。

①水性塗料水で薄められるタイプ。匂いが少なく環境にも優しい。
②弱溶剤塗料(油性)塗料用シンナーで薄めるタイプ。耐久性が高いがシンナー臭い。

基本的に油性塗料のほうが性能は高くなっていますが、水性塗料の性能もどんどん進化して高性能な塗料も増えてきました。塗料メーカーも力を入れていますので、外壁用の塗料で言えば弱溶剤よりも水性塗料のほうが種類も豊富です。

水性塗料と弱溶剤塗料についてもう少し解説します。

水性塗料

水性と聞くと中には「絵の具」や「水性ペン」をイメージする方も多いのではないでしょうか。なんとなく「水に弱い」という印象が強いですよね。

たしかに乾く前であれば水で流れてしまいますが、きちんと乾燥した水性塗料が水で流れることはありません。外壁用に開発された塗料は、弱溶剤にも負けないくらいの強度があります。ただ同等品の塗料を比べたら水性よりも弱溶剤のほうが性能が高くなります。

弱溶剤(じゃくようざい)

弱溶剤と聞くと馴染みがないかもしれませんが、簡単にいえばペンキです。ホームセンターに売っている「ペイント薄め液」で薄められる塗料ですね。

もともと外壁には「強溶剤(きょうようざい)」という、塗料を薄めるときにウレタンシンナーやラッカーシンナーを用いる塗料が主流でした。耐久性が高いため、車の塗装にもよく使われている塗料ですね。

しかし環境面や作業性に配慮して、刺激の弱い弱溶剤の開発が進み、今では外壁の油性塗料といえば弱溶剤が主流になっています。

1液型と2液型

それぞれ1液型と2液型に分かれており、費用や性能が違います。1液型はそのままの状態で塗装できるため作業はしやすいのですが、気温の変化によって乾燥時間にムラがあるのがデメリットになります。

一方で2液型は、主剤に硬化剤を混ぜることで化学反応が起き、時間が経つと固まる性質がある塗料です。ある程度は気温の影響を受けるものの、時間が経てばきちんと固まってくれます。塗料を混ぜ合わせる手間はありますが、1液型よりも耐久性や性能が高いのが特徴です。

外壁塗装で使用される塗料の種類別単価相場

外壁塗装で使用される塗料の種類別単価相場

ここからは塗料の種類別に費用や特徴を解説していきます。

水性でも弱溶剤でも費用にそこまで大きな差はありませんので、相場内であれば水性でも弱溶剤でも好きなほうを選べます。

塗料の種類耐用年数費用相場(㎡)
アクリル塗料4~7年1,200~1,500円
ウレタン塗料7~10年1,800~2,500円
シリコン塗料8~13年2,300~3,500円
ラジカル塗料9~15年3,000~4,000円
フッ素塗料15~20年3,500~4,800円
遮熱・断熱塗料12~15年3,000~5,000円
無機系塗料12~20年4,000~5,500円

シリコンやフッ素などの名前は、塗料の主成分になっている「樹脂」のこと指します。例えば革製の靴の主な原料は「革」であるように、シリコン塗料の主な原料はシリコンになります。

それぞれの塗料の特徴を解説していきます。

アクリル塗料

現在アクリル塗料が外壁塗装に使われることはほとんどありません。耐用年数が短いため、業者から勧められることはあまりないでしょう。費用が安くなるとはいえ、5年ほどでメンテナンス時期が来るのは大変ですよね。

アクリル塗料は外壁塗装において安い以外のメリットはありません。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は密着性も高く、性能も悪くはありません。しかしこの価格帯を選ぶのであれば、シリコン塗料を選んだほうがよいでしょう。シリコン塗料が登場してからは外壁に使われることが減りました。

シリコン塗料

シリコン塗料は安定した人気のある塗料ですね。実績も多く、塗装業者もおすすめの塗料としているケースが多いです。なぜそんな人気があるのかと言うと、1番の理由はコスパの良さでしょう。ウレタン塗料とそこまで費用は変わらないのに、シリコン塗料のほうが耐用年数は長くなっています。

あと実際に10年以上は問題ないという実績があるからですね。住宅に使われるケースも多いため、性能の高さが証明されています。塗装業者も塗料メーカーも自信を持ってシリコン塗料を勧められるというわけです。

ラジカル塗料

ラジカル塗料はシリコン塗料と同等の費用なのですが、耐用年数がシリコン塗料より長くなっています。実はラジカルというのは塗料の成分ではなく、技術の名前です。簡単に言うと、塗料の劣化が遅くなるように働きかける技術ですね。そのためシリコン塗料にラジカル制御技術が用いられていれば、ラジカル塗料と呼びます。

フッ素塗料

フッ素塗料は、外壁塗装に使用される塗料の中でもトップクラスの性能を持っています。耐用年数も長く、汚れにも強いのが特徴です。その分費用も高くなっていますが、メンテナンスの回数を減らせるため、長い目で見るとお得になります。

汚れにも強いため、長期間きれいな外壁を保てるでしょう。

遮熱・断熱塗料

遮熱塗料と断熱塗料は性能が似ていますが、役割がそれぞれ違います。遮熱塗料は太陽の熱を反射することで、外壁の温度上昇を抑える塗料です。一方で断熱塗料は外壁に熱を伝えにくくすることで、外壁温度の変化を少なくします。

簡単に言うと、夏の暑さを抑えられるのが遮熱塗料、夏も冬も室内の温度を変わりにくくするのが断熱塗料です。

無機系塗料

無機系塗料は劣化しにくい無機質(セラミックなど)が配合されている塗料です。耐用年数も長く、汚れにも強くなっているのが大きな特徴です。無機系塗料は、塗料の樹脂と、無機質が含まれているためハイブリッド塗料とも呼ばれます。

外壁塗装で塗料の種類の他に価格差がでる理由とは

外壁塗装で塗料の種類の他に価格差がでる理由とは

外壁塗装では、塗料の費用ばかり注目されていますが、補修やシーリングなどの費用があることも忘れてはいけません。例えばシーリングには「増打ち」と「打ち替え」があります。

増打ちは、弱ってきたシーリングの上にそのまま新しいシーリングを打つ工法。一方で打ち替えは、既存のシーリングを撤去してから新しく施工する方法です。打ち替えのほうが手間も材料費もかかるため、費用が高くなります。

外壁が弱っていれば補修費なども増えていくため、外壁の状態が悪ければ費用も高くなっていくというわけですね。外壁の状態に合わせた施工方法を選んでいくため、同じ塗料を使ったとしても費用に差が出てしまいます。

そのため工事を依頼する前は費用だけではなく、見積書に記載された工事内容を確認するようにしましょう。

外壁塗装をする際にどの塗料の種類がベストなのか

外壁塗装をする際にどの塗料の種類がベストなのか

予算も関係してくるため外壁塗装にはどの塗料がベストなのかは難しいところですが、ここではシリコン塗料かフッ素塗料をおすすめします。

どっちを使うか迷う方は、メンテナンス時期を目安に考えるとよいでしょう。

  • シリコン塗料:10年を目処にメンテナンス
  • フッ素塗料:15年を目処にメンテナンス

見積もり金額÷耐用年数という計算をすれば、1年にどれくらいの費用がかかってくるかが分かりますよね。

重要なのは、メンテナンス時期が来たら必ず外壁の症状を確認すること。年数が経つと、必ず何かしらの変化がありますので実際に外壁をチェックして判断してください。

高い性能の塗料だからおすすめというわけではありません。あなたの予算に合わせて選んでみてください。

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